消化器官

消化器癌,特に膵・胆のう・胆管癌において高い陽性率を示すことから,これらの癌の診断補助,治療経過及び再発のモニターとして有効である。CEAは当初,消化器癌に特異的であるとされていたが,消化器癌以外の乳癌,肺癌,膀胱癌,前立腺癌,卵巣癌などでも高値を示し,良性疾患ならびに正常者にも,悪性疾患に比べ低値ではあるが存在することが知られるようになった.。

SLXはがん細胞によって産生される糖鎖を検出する腫瘍マーカーです。肺がん、消化器がん、乳がん、卵巣がんなど、腺がんを主とした広範ながんで増加し、非がん疾患での偽陽性率が低く、がん特異性の比較的高いのが特徴です。NCC-ST-43は、正常組織の唾液腺,気管支腺,肝細胞,膵ラ氏島細胞などに分布する。乳腺,肺,胃,大腸,膵臓,胆道系などの癌の診断に有用であり,また,これらの癌の治療後のフォローアップなどに測定の有用性が認められる。

2.膵腫瘍とその鑑別

膵内胆管癌の鑑別 閉塞性黄疸の症例では,膵頭部の膵内胆管癌と膵頭部癌の胆管浸潤をまず鑑別する必要がある。一般的には膵内胆管癌では比較的早期に黄疸が生じるので,腫瘤が小さいことが多い,また造影CT で胆管閉塞部の胆管壁が肥厚し,リング状に濃染している場合や胆管内腔に乳頭状の腫瘤を形成する場合には胆管癌を疑う。胆管壁肥厚部の周囲膵実質にも造影CT で変化を認める場合には,胆管癌の膵浸潤と膵癌の胆管浸潤との鑑別が必要となる。膵癌が胆管内腔に進展して腫瘤を形成することもある。groove膵癌の鑑別は、Grooveとは膵頭部と十二指腸下行脚との間の溝を指す。Groove pancreatitisはgroove領域に限局した慢性膵炎であり,炎症波及により総胆管や十二指腸が狭窄し閉塞性黄疸や嘔吐などを合併する。

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